2015年7月16日発売のLogicool MX Anywhere 2 ワイヤレスマウスを様々な使い方をしたレビューになります.Macbook Proに合わせて使っています.
先日発売されたLogicool MX Anywhere 2 ワイヤレスマウスですが,丁度Mac用に一つワイヤレスマウスが欲しかったので買ってみました.
今までの例に漏れずAmazonにて.10940円で10%のポイントがつくので,実質的には大手家電量販店等と変わらない感じでした.久々に全く事前に握ることなく購入した気がします.Logicool公式は10130円でリストされています.
サッと来て,サッと開けると本体の化粧箱が.
本当にごく普通のLogicoolのマウス群にみられる箱です.
右下に切り欠きがあり,前面を開けることができます.全体的な色味はLogicoolの高級機に見られる,濃い緑を中心としたものになっています(ゲーミングGシリーズは青).
クイックガイド的な図が書かれていますが,おそらく上から電源ON,Easy-switchボタンによるペアリング先の選択,コネクトボタンを押し,接続先のセットアップをする,そして最後にドライバを公式からダウンロードという流れを示しているのだと思います.
裏面には機能一覧が書かれています.
中身はシンプルで,本体,Unifyingレシーバー,充電用USBケーブル,説明書一式となっています.
本体ですが,本当に小ぶりで,まさにモバイルマウスといった雰囲気ですが,逆に値段なりの高級感があるかと言われると,それはなく,そこはかとなくチープな感じがします.とはいえ,マウスの素材に使えるものも限られているでしょうし,高級感を出せと言われても困ってしまうかもしれませんね.剛性は非常に高く,軋み,カタつきなどもないので作りは非常に良く出来ていると思います.ホイールはお得意のクリックレスな高速スクロールとクリックのあるモードを切り替えることができます.切り替えのためにホイールを押し込むことになりますが,押し込みがやや硬いのであんまり頻繁に切り替えるのは良くなさそうな気配があります.
大変に残念?なことに,本体にUnifyingレシーバーを収納することはできません.小さいのでPCに装備したままにせよ,ということなのか,Bluetooth搭載機器も増えてきたのでそこにコストを割く理由がなくなってきたということなんでしょうか.本体も小さいですし,ギリギリまでスペースを削った結果なのかもしれません.
参考のサイズ比較に近くにあった,Deathadder Chromaと並べてみましたが,圧倒的に小さいですね.RazerでいうとOrochiサイズだと思いますが,用途と機能が違うので当然といえば当然です.小さすぎても,大きすぎてもダメなのがマウスの難しいところ.
さて,実際に使ってみてどうなのというところですが,先に大手PCニュースサイトのレビューをチェックしておきます.
どちらのレビューでも書かれていましたが,クリックは本当に軽いです.G302,G303に搭載されているバネを内蔵したタイプのものが搭載されており,圧倒的に軽く感じます.G302,G303ではボタンがセパレートであったこともあって,均一な押し心地でしたが,Anywhere2では一体のボタンなので場所によって若干硬さに差があるものの,逆にそれがいい気がします.
比較のためG302と並べてみても小さい.もちろんAnywhere2も色々試作した上での形なのだと思いますが,G302はマウスを商売道具とする人たちのために,複数のフィードバックを経て作られたこともあってか,小さくとも握りやすく,これならどのサイズの手にも合うのだろうと分かります.しかし,Anywhere2は横幅に対して,グリップできる部分が少ないのか,はたまた本体が低すぎる(薄すぎる)のか分かりませんが,少し窮屈で,つまみ持ちをすると樹脂の角が指に当たり少し痛かったです.これは使い始めて数日で解消された問題ではあるものの,握ってすぐ手に馴染む人,馴染まない人が居るのではないかなと思います.
サイドボタンはサイズの小ささからどちらもアクセスしやすく,またジェスチャーボタンも搭載されています.モバイルでの用途を考えるとこのボタン数で十分だと思いますし,どれも押しやすいので使い勝手はいいです.
全体の感想としては,モバイルシーン(私の場合はMacbook Proになりますが)に合わせて使う,それなら悪くない,そんな感じだと思います.上位機種であるMX Masterが圧倒的なボタン数,機能数を誇ったデスクトップ向けとして売り出していることも踏まえると,それ以上でもそれ以下でもない気がします.このマウスをデスクトップでがっつり使うためにこのサイズ,握り心地ではなかなかお勧めしづらいところです.1万円前後のデスクトップ向けマウスは他にも選択肢はありますし,そこは落ち着いて考えたいところです.
一方で,メインとなるマウスがあり,サブで操作したいときに持ち変える,ないしはそもそも出先のためにのみしか使わないというのであれば,悪くない候補だと思いますが,それにしても高い気はします.値段に納得した上であれば,高級なモバイルマウスが欲しいというニーズは十分満たされるとは思うので,購入を検討する価値はあると思います.操作性や,接続性,精度,十分なボタン数などLogicoolならではの良さ,MXシリーズならではのハイエンドさはフルに体感できます.
今までの例に漏れずAmazonにて.10940円で10%のポイントがつくので,実質的には大手家電量販店等と変わらない感じでした.久々に全く事前に握ることなく購入した気がします.Logicool公式は10130円でリストされています.
サッと来て,サッと開けると本体の化粧箱が.
本当にごく普通のLogicoolのマウス群にみられる箱です.
右下に切り欠きがあり,前面を開けることができます.全体的な色味はLogicoolの高級機に見られる,濃い緑を中心としたものになっています(ゲーミングGシリーズは青).
クイックガイド的な図が書かれていますが,おそらく上から電源ON,Easy-switchボタンによるペアリング先の選択,コネクトボタンを押し,接続先のセットアップをする,そして最後にドライバを公式からダウンロードという流れを示しているのだと思います.
裏面には機能一覧が書かれています.
中身はシンプルで,本体,Unifyingレシーバー,充電用USBケーブル,説明書一式となっています.
本体ですが,本当に小ぶりで,まさにモバイルマウスといった雰囲気ですが,逆に値段なりの高級感があるかと言われると,それはなく,そこはかとなくチープな感じがします.とはいえ,マウスの素材に使えるものも限られているでしょうし,高級感を出せと言われても困ってしまうかもしれませんね.剛性は非常に高く,軋み,カタつきなどもないので作りは非常に良く出来ていると思います.ホイールはお得意のクリックレスな高速スクロールとクリックのあるモードを切り替えることができます.切り替えのためにホイールを押し込むことになりますが,押し込みがやや硬いのであんまり頻繁に切り替えるのは良くなさそうな気配があります.
大変に残念?なことに,本体にUnifyingレシーバーを収納することはできません.小さいのでPCに装備したままにせよ,ということなのか,Bluetooth搭載機器も増えてきたのでそこにコストを割く理由がなくなってきたということなんでしょうか.本体も小さいですし,ギリギリまでスペースを削った結果なのかもしれません.
参考のサイズ比較に近くにあった,Deathadder Chromaと並べてみましたが,圧倒的に小さいですね.RazerでいうとOrochiサイズだと思いますが,用途と機能が違うので当然といえば当然です.小さすぎても,大きすぎてもダメなのがマウスの難しいところ.
さて,実際に使ってみてどうなのというところですが,先に大手PCニュースサイトのレビューをチェックしておきます.
少々お高いですが、質感、クリック感も高級マウスならでは。複数端末使い回すエッチな方以外に、環境がコロコロ変わる堪え性がない方、基本的に何が好きかわからない方などにもオススメです。
from ASCII
クリエイター向けの趣があるフラッグシップモデルのMX Masterとは異なり、モバイルユースも視野に入れたコンパクトなMX Anywhere 2は、“ちょっといいマウス”を探している幅広いユーザーにオススメできそうだ。もっといえば、個人的には「すごく気に入った」。
from ITmedia
因みに,海外ではやはりというべきか,値段が高いという点と体格差の問題からか小さく感じるという声が多く,そこまで好評というわけでもないようです.どちらのレビューでも書かれていましたが,クリックは本当に軽いです.G302,G303に搭載されているバネを内蔵したタイプのものが搭載されており,圧倒的に軽く感じます.G302,G303ではボタンがセパレートであったこともあって,均一な押し心地でしたが,Anywhere2では一体のボタンなので場所によって若干硬さに差があるものの,逆にそれがいい気がします.
from ITmedia
G302が出ましたが,サイズに関しては小さすぎる気がします.比較のためG302と並べてみても小さい.もちろんAnywhere2も色々試作した上での形なのだと思いますが,G302はマウスを商売道具とする人たちのために,複数のフィードバックを経て作られたこともあってか,小さくとも握りやすく,これならどのサイズの手にも合うのだろうと分かります.しかし,Anywhere2は横幅に対して,グリップできる部分が少ないのか,はたまた本体が低すぎる(薄すぎる)のか分かりませんが,少し窮屈で,つまみ持ちをすると樹脂の角が指に当たり少し痛かったです.これは使い始めて数日で解消された問題ではあるものの,握ってすぐ手に馴染む人,馴染まない人が居るのではないかなと思います.
サイドボタンはサイズの小ささからどちらもアクセスしやすく,またジェスチャーボタンも搭載されています.モバイルでの用途を考えるとこのボタン数で十分だと思いますし,どれも押しやすいので使い勝手はいいです.
全体の感想としては,モバイルシーン(私の場合はMacbook Proになりますが)に合わせて使う,それなら悪くない,そんな感じだと思います.上位機種であるMX Masterが圧倒的なボタン数,機能数を誇ったデスクトップ向けとして売り出していることも踏まえると,それ以上でもそれ以下でもない気がします.このマウスをデスクトップでがっつり使うためにこのサイズ,握り心地ではなかなかお勧めしづらいところです.1万円前後のデスクトップ向けマウスは他にも選択肢はありますし,そこは落ち着いて考えたいところです.
一方で,メインとなるマウスがあり,サブで操作したいときに持ち変える,ないしはそもそも出先のためにのみしか使わないというのであれば,悪くない候補だと思いますが,それにしても高い気はします.値段に納得した上であれば,高級なモバイルマウスが欲しいというニーズは十分満たされるとは思うので,購入を検討する価値はあると思います.操作性や,接続性,精度,十分なボタン数などLogicoolならではの良さ,MXシリーズならではのハイエンドさはフルに体感できます.