少し前の話ですが,まとめておきたいと思います. 思い出多. 実際に買った話はこちら Razer Mamba Chroma 2015を予約しました Razer Mamba Chroma 2015が到着したのでレビュー (箱を) Razer ...
思い出多.
実際に買った話はこちら
Razer Mamba Chroma 2015を予約しました
Razer Mamba Chroma 2015が到着したのでレビュー (箱を)
Razer Mamba Chroma 2015 (2016)を2週間ほど使ったのでレビュー
以前Razer Naga Epicがやっとこさ更新され,Chroma Editionのレビュー等々行ったわけですがMambaはこないなぁと思っていました.Razer製品の公式ファンサイトであるRazer InsiderでもMambaの更新を望むスレッドが建ち,Razerの動向が注目されていました.
Razer Mamba Left Behind?私自身マウスは色々購入し使ってはみるもののなかなか馴染めず,結局Razer製品に戻るということを何度も繰り返しています.Mambaに出会ったのは丁度ワイヤレスなゲーミングマウスの出始めの頃,2009年中頃だったと思います.当時そこまでゲームをガツガツ遊んでいなかったこともあってか,どうも有線というものに違和感があり,無線マウスを好んで使っていたような気がします.
今でこそ各社がこぞって"ゲーミング"という冠詞をつけて物を売っていますが,当時はまだまだニッチな存在だったような気がします.その頃はMicrosoftがゲーミングブランドとしてSideWinderシリーズを展開しており,その中でもX8というワイヤレスマウスを使っていたのを今でも覚えています.MicrosoftにはIE3.0とIMOのワイヤレスバージョンを出して欲しいものですが...夢のまた夢...
突如としてワイヤレスマウスをコンサバなイメージのあるMicrosoftが発売したということもあって,Sidewinder X8は各所で取り上げられていたような気がします.
これらメリットとデメリットを勘案し,いくつかのトレードオフを納得できる人にとって,SideWinder X8は,待望のゲーム用ワイヤレスマウスとなる。逆に,それができないのであれば,素直にあまたあるワイヤードタイプの選択肢から選んだほうが,最終的に満足できる可能性は高いだろう。
from 4Gamer
私もこのマウスをしばらく使っていたのですが,どうも重い,サイドボタンは押しやすいのだが,イマイチ握りづらい,と言った感じでしっくりこないなぁと思っていました.つまみ持ちにしては幅広だったんだと思います.
そこで出てきたのがMambaでした.マウスパッドでRazer製品を使っていたとはいえ,どっぷりハマり込んでいったのはMambaからだったような気がします.次にSteelseriesのSenseiに切り替えるまでかれこれ2年以上は使っていました.結局その後1年でZowie EC2→Death Adderへと戻ってきてしまうのですが...当時は円高もあって最終的には1万円前後で購入できたので,もう一台買っておけばよかったかなぁなんてこの1年くらいは思っていたりもしました.
Razerのワイヤレスマウスというと他にもOrochiとOuroborosがありますね.Orochiは日本人向きだったような気がしますが,些か接続の信頼性が低いのと小さすぎるサイズ,高すぎる値段ということもあって,人気がなかったのか,最早後継機が出ることはなさそうです.OuroborosはMadcatsインスパイアだと思いますが,こちらは奇をてらいすぎて人を選ぶ...Death Adder系のMambaを選ばない理由にはならないのかなという感じで,今のところは更新がなさそうな気配です.
そんな思いを悶々とさせていたこともあって,米国Amazon.comをチラチラ覗いていたのですが,6月上旬からAmazonの在庫がなくなり,またマーケットプレイスも新品在庫が消え,メーカー再生品の取り扱いがのみのように見られました.この状態はNagaでも同じだったので,E3開催してるしそろそろ新製品来るかな?とは思っていましたが,やはり新型Mambaが来たわけです.
ありがたい. |
Razer、最大1万6000DPIの5Gレーザーセンサーを搭載した“最強”ゲーミングマウスを発表
from ITmedia PC USER
米Razerは17日、クリックボタンの“軽さ”を自由に調節できるゲーミングマウス「Mamba」を発表した。2015年第3四半期に発売し、米国での価格は149.99ドル
from PCWatch
Razer, a world leader in connected devices and software for gamers, today announced the world's most advanced gaming mouse, the new Razer Mamba. The successor to one of the leading wired/wireless gaming mouse, the new Razer Mamba is powered by the world's most precise gaming mouse sensor, the revolutionary Adjustable Click Force Technology, and industry leading gaming grade wired/wireless technology.
from TECH POWER UP
The Razer Mamba 2015 edition is quite simply the highest specified gaming mouse on the planet. It is a wireless device with an astonishing 1 ms (millisecond) response time - essentially the same as a wired version. And it sports a world's first 16,000 DPI laser sensor.
from POCKET-lint
気になる旧MambaとDeathAdder Chromaとの比較ですがSpecs | Mamba 2015 | 旧Mamba | DeathAdder Chroma |
---|---|---|---|
重量 | 125g | 138g | 105g |
幅 | 70mm | 70mm | 70mm |
長さ | 128mm | 128mm | 128mm |
高さ | 43mm | 43mm | 44mm |
DA系列なのでサイズが変わらないのは予想出来ましたが,ここまで一致しているとは.旧Mambaは2012年モデルのサイズ,重量を引用しています.
E3参加プレスからのHandsOn画像見てると分かりますが,恐らくバッテリーは交換できないような仕様になってるようで,これはNaga Epic Chromaと同様かと思われます.その分軽くなっているのでそこはトレードオフということなんだと思います.
from PCLab
クレードルとその接続,発光形式も変わらないようですが,色はどうなんでしょうかね.
ケーブルも相変わらずのようで,クレードルとの排他利用で有線,無線モードを切り替えられるようです.こだわりのあるコネクタ形状も引き続き採用されているようです.
旧Mambaのサイドにあったリフトオフをしやすくするためのエグレがなくなっており,より"DeathAdderの無線版"に近づいたような気がしますが,重さ的にもサイドのラバーコートで十分という判断なのでしょうか.
バッテリーは通常利用で20時間としています.週末は充電なくガッツリ遊んでも大丈夫といったところだと思います.
Mambaを2015年のフラッグシップたらしめる機能として,ただ光る軽い無線マウスというだけでなく,クリック強度の調節,0.1mmのリフトオフディスタンスを挙げています.
クリック強度の調節は確かにこれまでにない...というかそんなことを考えようとも思わなかった...と思うのですが,最近は様々なゲーム向けに色々出てる...というか出してるので,折角ハイエンドモデルにするなら,一台で使いまわせるようにしちゃえという発想かと.
Adjustable Click Force Technologyと名づけたそうですが果たして... |
G302がMOBA向けにバネを搭載してクリックを軽くしたのは話題になりましたね.裏面に両クリック用のネジが露出しており,それを専用工具で回転させると45g-95gの間で調節できるようです.
from CPCR
最近のSynapse,4Gセンサー以降の製品ではリフトオフの設定をできるようになっており,最短にすると結構体感できるほどに短くなるので,基本的には短い方がいいだけにありがたいと思います.Logicoolはめちゃくちゃ長いですよね.逆にZowieは異常に短かかったり.Steelseriesは上位機種と下位機種の差が激しいような気がしますが,基本短い気がします.Razerが謳うには今回のMambaに搭載される5Gセンサーは0.1mmまで短くなっているとしており,最早ここまで来ると逆にパッドとの相性が怖い...短すぎると動作が不安定になったりすることもありますし...
調節できるとは思うので,最短が非常に短い所まで対応しているのは良いとは思います.
大丈夫かな... |
確かにフラッグシップたるマウスに仕上がってると思いますが,果たして国内発売はいつなのか気になるところです.海外では2015Q3としているのでそろそろなのだと思うのですが,国内に関してはこんな記事が.
from ASCII.jp
だそうです.公式イベントでの発表となるので,問題がなければこの記事通りの9月の発売となりそうですね.予価20,000円とのことですが,149.99$のものなので,この通りであれば比較的良心的な値段なのではないでしょうか.
同時に発表された弟分とも言えるTournament Editionですがこちらは8月発売としており,若干発売に差があるようですね.機能が大幅に削減されており,少し形の違うDeathAdderという表現のほうが正しいような気がするこちらのバージョンですが,すでにレビューが出ているので最後にチェックしておきます.こちらは89.99$で国内12,000円としています.
On the one hand, the Mamba Tournament Edition is one of the most expensive mice on the market, which instantly makes it hard to recommend. On the other, it's absolutely brimming with features, well built and a joy to use. Compared to the DeathAdder Chroma, it offers four extra buttons, with the DPI change ones being especially useful, and more complex lighting. It also offers 6,000 more DPI, although honestly the 10,000 in the DeathAdder is more than enough as it is far practically everyone.
from bit-tech
全くもって高い値段であるということは否定出来ないとしていながら,DeathAdderより2ボタン増え,6000DPI多い新しいセンサーは使い勝手を向上しているとのことで,全体的には値段相応の製品であるとしています.とはいえ,さすがに高過ぎる気もするので,Razerが今後どう舵を切っていくのかは気になるところだと思います.