発売からしばらく経ち,値段も落ち着いてきたAMDのR9 390シリーズですが,メモリが8GBという特徴があります.個人的にはパフォーマンスを含めればGTX970や980に引けを取っていないと思いますし,今年はシェアを少し取り戻しつつあるという報道もありますから,市場的にも好評のよ...
発売からしばらく経ち,値段も落ち着いてきたAMDのR9 390シリーズですが,メモリが8GBという特徴があります.個人的にはパフォーマンスを含めればGTX970や980に引けを取っていないと思いますし,今年はシェアを少し取り戻しつつあるという報道もありますから,市場的にも好評のように見えますが,AMDとしては更にアピール力を高めていきたいようです.
In a market where every dollar, euro (or whatever you currency is) matters it seems that soon you can purchase 4GB models of the 390 (not 390X). Opposed to your 290 you would still be looking at an incremental performance increase of, well lets say 10% here thanks to a bump in core and memory frequency.
from guru3D
狙いとしてはGTX970があるようで,現状の市場価格をみても約1割程度の開きがありますし,シェアもまだまだですのでそこを埋めていきたいと考えているようです.安くなるとはいえ製品のパフォーマンスを削っている事にはなりますから,その点はトレードオフとなります.
The Radeon R9 390 (8 GB) retailed at price of $329 US while the 4 GB models will retail at prices close to $299 US (even lower) which is in the same range as the GeForce GTX 970 which has seen price going down after the launch of R9 390.
from WCCF
値段も丁度差を埋めるために10%ダウンとのことで,購入を検討していた人にとっては朗報となるのではないでしょうか.
ということで,先日発表されたGTX900シリーズの値下げにAMDも合わせてきたことになります.大容量のメモリは今後の4K対応などで活躍することは間違いないですし,そう考えるとコストダウンの煽りで4GBとしてしまうのは非常に勿体無い感じですね.