ワイヤレスゲーミングマウスとしてレビューが非常に好調だったG900の兄弟機となるG403が発表,発売されるそうです.値段は控えめながら,主要機能は受け継いでおり,正直なところデザインも含めるとこっちの方が売れそうです.
長年ゲーミングマウスとしてもエルゴノミクスマウスとしても頂点に君臨していたIE3.0ですが,残念ながら販売は終了してしましました.未だに有志の手によってパーツの保守などは行われているようですが,そういった動きにも限りがあるのも事実…後継機となるモデルもありましたが,評価はイマイチといったところ.
右手専用(左右反転の左手モデルも有りますが)のマウスとしてIE3.0を真似たマウスは沢山あり,DAや最近ではRivalと言ったモデルがそれに相当します.一方でMicrosoftと対抗できるLogitechは左右非対称ではあるもののIE3.0のインスパイア系には意図的かどうかは別にしても,手を出してこなかったようなイメージが有ります.
そんな中で今回発表されたのがG403となります.
形を見てみるとこれまでG4xxやG5xxシリーズなどで見られたゴテゴテとしたデザインをやめ,丸みのあるMicrosoftの製品ないしはLogitechのG以外のシリーズのようなデザインになっていることが分かります.そういった点で考えるとどことなくDAの角をとったような形に見えなくもなく,更に言うとZowie ECシリーズをワイヤレス化したかのような形をしています.Zowie ECがIE3.0愛好家にも評価されていたことを考えると,今回の転換はなかなか思い切っている,ないしは市場を強く意識してきたと言えるのではないでしょうか.
機能としてはG900と同じ仕様のワイヤレス機能を備えているとのこと.
G900は遅延や安定性に関して相当研究したそうですから,そのワイヤレス機能がこの値段で手に入るのは完全にG900ユーザー涙目…まして左右非対称という.G900のレビューは筆者も行っていますので,興味があればどうぞ…
またワイヤレス機能に加え特徴的なのは圧倒的な軽さを実現する,スプリング入りのメインボタンでしょうか.
G302で開発され,好評を受けた後に各モデルで導入されているこの機構ですが,今回も例に漏れず搭載されているそうです. G302は当初MOBAやRTS向けとされていましたが,FPSでも軽いのは恩恵を受けられるということで利用したユーザーも多く好評だったため,結果的に多くの機種で搭載されることになったというところでしょうか.いずれにしてもG900もそうですが,G302やMX Anywhere2でこのクリックの軽さを体験してしまうともう他に戻れないくらいですから,きちんと搭載してくれるのはありがたい限りですね.
値段はワイヤレスモデルで99.99ドル,ワイヤードモデルで69.99ドルとのことで,既に公式サイトでは予約が可能となっています.噂によると北米での発売は9月16日とのこと.予約できるということも踏まえると発売が近いのは間違いなさそうです.日本での発売が同時になるとは思えませんが,特別に発売されないということでもない限りはそこまで時間差なく手に入れられるはずです.
右手専用(左右反転の左手モデルも有りますが)のマウスとしてIE3.0を真似たマウスは沢山あり,DAや最近ではRivalと言ったモデルがそれに相当します.一方でMicrosoftと対抗できるLogitechは左右非対称ではあるもののIE3.0のインスパイア系には意図的かどうかは別にしても,手を出してこなかったようなイメージが有ります.
そんな中で今回発表されたのがG403となります.
形を見てみるとこれまでG4xxやG5xxシリーズなどで見られたゴテゴテとしたデザインをやめ,丸みのあるMicrosoftの製品ないしはLogitechのG以外のシリーズのようなデザインになっていることが分かります.そういった点で考えるとどことなくDAの角をとったような形に見えなくもなく,更に言うとZowie ECシリーズをワイヤレス化したかのような形をしています.Zowie ECがIE3.0愛好家にも評価されていたことを考えると,今回の転換はなかなか思い切っている,ないしは市場を強く意識してきたと言えるのではないでしょうか.
機能としてはG900と同じ仕様のワイヤレス機能を備えているとのこと.
G900は遅延や安定性に関して相当研究したそうですから,そのワイヤレス機能がこの値段で手に入るのは完全にG900ユーザー涙目…まして左右非対称という.G900のレビューは筆者も行っていますので,興味があればどうぞ…
またワイヤレス機能に加え特徴的なのは圧倒的な軽さを実現する,スプリング入りのメインボタンでしょうか.
G302で開発され,好評を受けた後に各モデルで導入されているこの機構ですが,今回も例に漏れず搭載されているそうです. G302は当初MOBAやRTS向けとされていましたが,FPSでも軽いのは恩恵を受けられるということで利用したユーザーも多く好評だったため,結果的に多くの機種で搭載されることになったというところでしょうか.いずれにしてもG900もそうですが,G302やMX Anywhere2でこのクリックの軽さを体験してしまうともう他に戻れないくらいですから,きちんと搭載してくれるのはありがたい限りですね.
値段はワイヤレスモデルで99.99ドル,ワイヤードモデルで69.99ドルとのことで,既に公式サイトでは予約が可能となっています.噂によると北米での発売は9月16日とのこと.予約できるということも踏まえると発売が近いのは間違いなさそうです.日本での発売が同時になるとは思えませんが,特別に発売されないということでもない限りはそこまで時間差なく手に入れられるはずです.
レビュー
早速ハンズオンが掲載されていたのでチェックしておきます.If it were only a little less expensive, the G403 would stand out as a solid competitor in a crowded field. But as it stands the G403 has some serious competition from, frankly, better mice. Logitech even makes better mice at the same price as the G403, like the G Pro, the pro-level mouse designed for competitive eSports. It even looks the same.
from DIGITAL TRENDS
なるほど,といったレビューになっています.ソフトウェアに関して少しトラブルがあったようですが,概ね内容は好評(ライテイングはいつも賛否両論なため考慮せず)な様子.
The two primary buttons, the left and right click, feel sharp and snappy. They’re responsive and produce a satisfying click, they’re also really fast, quick enough for competitive gaming.
握り心地も悪くなく,メインボタンのクリック感も相変わらず好評のようです.欠点があるとすると値段に見合っていないという点が挙げられています.Logitechはラインナップが幅広い分,下位のモデルはどうしても素材が安くなってしまい,今回の評のような"プラスチッキー"というものになりがちではあります.ただしどの程度のものなのかは分からないのでレビュワーの好みの問題もあるかもしれません.ワイヤレスモデルに関しては$100と市場的には安いほうですし,中身,重さのことを考えても悪くないとは思うので,握ってみた感触次第といったところでしょうか.
デバイスの巨人がこのデザインでリリースしてくること,有線モデルであれば約$70,ワイヤレスでも約$100,ましてLogitechは大量生産による価格低下幅が大きいことを考えると日本での価格は約1万円弱にはなってきそう,ということを踏まえるとLogitechの本気度が伺い知れます.正直,他
のメーカーは息できるのかが気になってしまいますが,一体どのような新製品をリリースし対抗していくのかにも注目したいところです.